ISBN:4087476952 文庫 乙一 集英社 2004/05/20 ¥620


なんだか怠けていた間に、沢山の本…というほどではないが…まあ、何冊か読みました。
その中でも一番のお気に入りはこれw

乙一さんの暗黒童話です。


ある雨の日、ひょんな事故で左目を失った少女・菜深。彼女はそのショックで記憶をなくしていた。
左目は臓器提供者がいたおかげで移植され、外見は元に戻ったが、記憶をなくした菜深は、もう前の「菜深」とは別人だった。

以前の「菜深」は何だって上手くこなしていた。しかし、今の彼女は、全く何もできない。母からも、友達からも失望され、ひとりぼっちになってしまった菜深。

そんな時、左目が様々な映像を映し始めた。それは、提供者の記憶…。
左目がみせたある恐ろしい映像から、菜深は生前、提供者が暮らしていた町を訪れることを決意する。

提供者のことを知るため、そして、映像の真相を知るために。

その町で待っていたのは、ある男が引き起こす、静かで恐ろしい事件だった…。



…てな感じの話なんですが…
設定からして、興味をそそられますよねw
左目が過去の記憶を映し出すなんて…読まずにはいられない笑

いつもどおり、少々グロテスク。少々どころじゃないですけど…。

これは人間の死を考えさせられる物語だと思います。相手に痛みを感じさせずに、相手を傷つけられる人が出てくるんですけど…、痛みがないんじゃあ、死ぬことってあんまり怖くないものなんだと思う。苦痛とかがあるから、死を恐れるわけで…。
でも現実は、苦痛と共に、死は必ずやってくる。いつか、誰かだったり、この世だったりとお別れしなくちゃいけない…

まあ何いってんだかよく分かりませんが…(それでいいのか。


テーマは暗い感じですけど、読み終わった後は暖かい気持ちになれます。嫌な余韻を残さない!!


この作品は、乙一さんが初めて書いた長編なんだそうです。あとがきには、すごい…ある種の苦悩が描かれていました笑


日常に飽き飽きしている方はぜひw(なんのキャッチコピーだ



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


では全く関係のないことを。

人差し指が痛いです(どーん)。
腫れてます。伸ばそうとすると痛いです。
何処かにぶつけた記憶はないんだけどなー…骨折じゃないことを祈ります。


憂鬱です。
外は快晴。
でも何も予定はなく。

たたみかけるように、6日は曇り。

空がどんよりしていると、テンション下がるんですよね…。

そして、
幾何の宿題が思ったよりあって吃驚。わお。
答えと仲良くしながら進めていきたいと思います。


今日は
・ギターを弾く
・幾何をやる
・ピアノに行く
・絵を描く
・外に出て新鮮な空気を吸う
・6日の服装を決める
・家のことをしっかりやる

を達成するために励みたいと思います。


テンション低めですが頑張ります。

コメント

茉宇
茉宇
2008年2月4日19:42

暗黒童話面白いですよねっ♪
グロイけど好きです。。。

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